1/144 TSR.2MS"Meteor Sweeper"
(ピットロード)
2012 1/31完成

TV・OVAアニメ「ストラトス・フォー」シリーズより、TSR.2MSです。

TSR.2MSは天体危機管理機構の地上迎撃部隊、通称「メテオスイーパー」が
運用する高高度迎撃機であり、宇宙空間での迎撃で処理し切れなかった
彗星の破片を大気圏上層で撃破することを主任務としています。

高度十数万フィートに達する高高度迎撃を行うため機体には様々な改修が
施されており、外見的に目立つ部分としては垂直尾翼のロケットエンジン、
密閉型形状のキャノピーのほか胴体下に搭載される彗星迎撃ミサイルなどがあります。
また地上からのゼロ距離発進(ZELL)を行うために主翼下には
補助ロケット(RATO)が装備され、燃焼終了後には分離、投棄されます。

劇中では下地島迎撃基地所属機を中心に、他基地の機体も含めて多数が登場しました。
OVA版では新型迎撃機MiG-31MSが登場し性能差を見せつけられるも、最後まで
その地位が揺らぐことは無く、最終話では多数のTSR.2MSの勇姿を拝むことが出来ました。

白いカラーリングは原型機と同様に爆発の閃光対策という設定らしいですが
劇中には登場しないカラーバリエーションとして様々なカラーの機体が存在しており、
その中には全体が黒い機体もあることからそこまで重要な設定でも無いようです。


序盤の手描きアニメの時点ではあまり機番がちゃんと描かれる機体が少なかった中、
今回製作した1014は、本作主人公の本庄美風の乗機としての登場が多く、
TV版第3話CODE:103におけるアンダーセン基地への緊急着陸時もこの機体でした。
また状況的に、恐らく2話の初出撃時もこの機体だったと思われます。
OVA版CODE:X-2では赤いストライプ等を加えた派手なカラーリングで登場しています。
キットはピットロードの1/144です。
2011年春に発売された通常型TSR.2、夏に発売された攻撃機型という
謎架空バリエーションに続き、満を持して2011年冬にようやく発売されました。

キット構成は実機同様(?)、TSR.2のキットに新規金型のMS用パーツと
パイロットフィギュア、デカール等が追加されたものとなっています。
TSR.2の時点でMSを出すことが前提の設計となっていたらしく、
コクピットの構成や各部の隠し穴などにその片鱗がうかがえます。

新規金型のパーツはモールドも綺麗で良い感じなのですが、
その一方で形状に問題がある部分があったり、また機体本体に関して、
説明書には記載のない改造が必要となる部分も見られました。そこで今回は
その辺りの改修に加え、気になった部分の追加工作などを行うこととしました。
まず、追加パーツで気になった点。
(1)彗星迎撃ミサイル両側にあるはずの出っ張りが左側にしか無い
(2)RATOポッドのパイロンが一体成形で形状が再現されていない
(3)RATOポッドのノズルが劇中イメージと比べて小さい
(4)垂直尾翼基部のロケットエンジンが垂直尾翼と一体になっている
(5)キャノピー形状が設定と異なっている

次に、MSとして作る上で機体本体で気になった点
(a)パネルラインが実機そのまま
(b)水平尾翼上面のバルジがMSには無い
(c)エンジンノズルの間の部分の形状が変わる
(d)そのままミサイルを搭載すると胴体と干渉する
(e)機首下のブレードアンテナの切除指示がない
(1)について、これは完全にメーカーさんのミスだと思われます。
よく見ると説明書の組み立て図中にはちゃんとあるので、恐らくは設計中に
何らかの理由でCADデータ等をいじって消してしまったのではないかと…
これについてはおゆまる等を使用していわゆる「片面取り」による複製も検討しましたが、
そこまで複雑な形状でも無いのでプラ材の組み合わせによって自作しました。

(2)は大したことではありませんが、劇中でわざわざアップになってディテールが
描かれている部分がただの角柱になってるのはちょっと気になりました。
というわけでプラ材の組み合わせでパイロンを自作、ついでにRATOは切り離して
迎撃時の「ブースター・セパレーション」を再現することにしました(一番上の画像)
ブースター側には接続部のディテールをプラ板で追加しています。

(3)は結構気になりました。エアフィックスの1/72ではブースターと一体成形だったことを
考えれば評価できますが、それでもロケットの命とも言えるノズルがこれではちょっと…
今回は基部に2mmピンバイスで穴を開けておき、コトブキヤプラユニットのP-109、
「バーニアノズルII」から一番小さいものを選び、途中まで埋めこんで取り付けました。

(4)については微妙な部分なのですが、私的には気になったので一応。
設定ではTSR.2同様MSでも垂直尾翼は左右に振れるようになっているのですが、
当然ながらロケットエンジン部分は固定で翼面部分のみが可動します。
キットでは一体成形のためロケットエンジンまで一緒に振れてしまうので
OVAのCODE:X-2で印象的だったあのシーンが再現できないのは少し残念です。
今回は工作難度から可動は断念しましたが、また作ることがあれば挑戦したい部分です。
なお、垂直尾翼は原型機とは意外と細部(特にパネルライン)が異なるのですが、
その辺りはしっかりと再現されており、そこは評価したい部分です。

(5)は、胴体を原型機と共通にしている以上仕方ない部分ではあるのですが、
このせいで劇中の機体とは少々雰囲気が違ってしまっていることは残念です。
具体的には、劇中の機体はキャノピー後部の幅と高さがかなり絞られており
極端に言うと断面が凸のような形状になっていますが、キットでは前述の通り
原型機の胴体に合わせた形状のため断面が∩のようになっています。

この辺の形状の違いは説明するのがかなり難しいのですが、公式サイトの
デスクトップモデルの画像を見ていただくと何となくイメージできるかと思います。
これを修正するには胴体だけでなくキャノピーそのものを改造する必要があるため
今回は断面形状の修正はパスしましたが、胴体との分割線は接着後に高さを絞るように
(切れ長?になるように)彫り直すことで、少しでも劇中に雰囲気に近づけてみました。

なお、エアフィックスのキットでは普通の白プラだったキャノピーは
ちゃんとクリアーパーツが用意されています。
(a)については致し方ない部分だと思いますので、大人しく自分で修正しました。
ただし完璧にしようとするとほぼ全て埋めて直すことになってしまうので、特に目立つ
機首とインテーク前の縦線等の追加、一部の不自然なパネルを埋めるだけに留めました。
主翼下面の塗り分けラインも追加、フラップのラインは形状が違うので修正しています。

(b)についてはバルジを削り取り、パネルライン(というか塗り分けライン)を彫り直しています。
なお前縁のラインについてはパーツが薄く、両面からスジ彫りすると貫通してしまうので
塗装後に極細水性ペンで書き込んでパネルラインに見せかけています。

(c)は後方から見ると意外と目立つのですが、キットでは特に言及されていません。
上から見て「人」のようになっている頂点を富士山のような形状に削り、
その後、ロケットエンジンの基部に繋がるようにプラ板やパテを使って整形します。
文だけだと簡単そうに思うかも知れませんが、パーツが小さい上に微妙な曲面なので
かなり削っては盛って削っては盛ってを繰り返すこととなりました。
どんな感じになるのかは下から3枚目の画像で確認してください。
ちなみに、エアフィックスのキットではこの部分を削るようにちゃんと指示があります。

(d)はメーカーの記載忘れを疑ってしまうレベルの問題点です。
仮組みしてみるとわかると思うのですが、ミサイル後端の四角い出っ張りが
胴体下面に干渉して後部ランチャーが浮いてしまい、きちんと取り付けられません。
この解決方法ですが実は劇中に答えがあります。ミサイル発射後、反転する機体の
胴体下面を見るとエアブレーキの間に黒い四角が描かれています。
実はこれミサイルの干渉を防ぐための穴であり、四角い出っ張り部分がここに
収まるように設計されているのです。というわけで、劇中と同じ場所に四角く穴を開けて
裏からプラ板でフタをすれば、きちんとミサイルが取り付けられるようになります。
実際どの辺に開ければいいのかは下から2枚目の画像を参照してください。
余談ですが、エアフィックスのキットではミサイル上側の出っ張りを無くすことで
ミサイルが干渉しないようになっています。
色々書いたせいでボロクソなキットのような印象を与えてしまったかも知れませんが、
基本的には組み易くて良いキットです。実際、私が手を加えた部分も言われなければ
気付かないような部分ばかりですし、アホみたいな凝り方しないのであれば
比較的手軽に出来の良いTSR.2MSの完成品を手に入れることが出来ると思います。

先に言及しなかったコクピット内については、一体成形のシート+計器盤、
パイロットフィギュアの追加で劇中の雰囲気通りのコクピットを再現できます。
なお、ご想像の通り完成後は殆ど見えませんので適当に塗り分けても
問題ないと思います。私は全部塗り分けましたがよほど目を凝らさないと見えません。
特にパイロットはモールドの無い、まさに「orz」そのままのフィギュアが入っており、
私は必死でベルトや金具まで描き込みましたが無駄な労力だったようです。
むしろコクピットについておすすめしたいのはHUD投影用レンズの追加です。
劇中でも結構目立つのでHアイズ等で追加するといいアクセントになります。
2枚下の画像で微妙に見えると思うのでチェックしてみてください。
塗装はいつも通り、サフ→濃いグレーの順で下地処理後に本塗装を行なっています。
比較的綺麗な印象の機体なので、下地のグレーはあまり残していません。
ただ、毎回使い捨てのブースターとミサイルは汚れていないはずなので、
綺麗目に仕上げて機体との質感や使い込まれ具合に差を出してみました。

機体色の白はMr.カラー107番キャラクターホワイト、翼面のグレーは同338番グレー。
インテークのコーンは同23番ダークグリーンに僅かに黄色を加え若干オリーブっぽく。
ミサイル帯のオレンジには僅かに茶色を足してH-II ロケットにあるような色合いに。
胴体後部の肌色っぽい部分は338番セールカラーに白とグレーを適当に足しています。
エンジン周りやノズルにはガイアカラー125番スターブライトアイアンを使用。
ガンメタより茶色が弱く青みの強い色ですが、塗膜が弱くエナメルで溶けるので注意です。
エンジンノズル内側の黄色い部分は黄色にグレーや白を足して混色。

スミ入れはアニメモデルなのではっきり目に、と思ったら案の定超ドギツイ仕上がりに…
一部上手くスミの流れない部分はシャーペンや水性ペンを併用しています。
また、スジ彫りの無い部分にもこれらを利用してラインを描き込んでみましたが、
意外と違和感なく仕上げることが出来ました。下手に彫るより綺麗かも知れません。

デカールは基本的にキット付属品ですが、水平尾翼前部の円弧状の黒線と
ミサイルランチャー基部の黒線は自作デカールにて追加しました。
基部の黒線はミサイル発射後にランチャーが引っ込む窪みを再現した…つもりです。
機首のRCS噴射口はデカールが用意されていますが、
若干オーバースケール気味なので一緒に作り直した方が良かったかも知れません。

最後に、色々混ぜた6割艶消しくらいのクリアーでコートして仕上げとしました。
先に挙げた以外に今回行った追加工作&工作上の注意点など

・離型剤がかなり強めに残っているので洗浄は念入りに
・レドームが少し小ぶりで段差が出来るので0.5mmプラ板挟んで延長して修正
・コクピット内計器盤フードにWAVEのHアイズでHUD投影用レンズを追加
・胴体上面の赤い航法灯(劇中でいうビーコンライト?)をWAVEのHアイズで追加
・エアインテークリップ周辺がガタガタなので隙間埋めと修正
・脚収納庫カバーは合いが悪いので全て接着して隙間埋め後に彫り直し
・主翼裏側のパーツが落ち込むのでプラ板で持ち上げて面一に
・エアブレーキは多少段差が出来るので削って修正
・エンジンノズルパーツは胴体下半分と隙間が出来るのでプラ板挟んで修正
・尾部に付くアレスティングフックが用意されていないのでプラ材で自作して追加
・ロケットエンジンのノズルが貧弱なので余ったRATO用ノズル突っ込んでそれっぽく
・水平尾翼は穴を少しいじって僅かに下反角が付くように修正
ベースには、ホビーベースのモデルカバー ラウンド20を使用しています。
ほんの少しオーバーサイズですが、この価格と入手のしやすさはやはり魅力です。

ベースに穴を開け、裏に斜めに切ったタミヤの8mmプラパイプで受けを作り、
そこに5mmアクリル丸棒をさしてスタンドとしています。
分離したブースターはタミヤのソフトプラ材2mmを軽く曲げて円弧状に曲げ、同様にして
ベースに穴を開けて立てています。ブースターとプラ材はクリアーボンドで接着しています。

ベースの下地島基地は当初の予定には無かったのですが、ドリルで穴開けした際に
穴の周りがえぐれて汚くなってしまったためそれを隠す目的で作成しました。
Googleマップで下地島を探しキャプチャ、高空から見た感じにするためコントラストを
落とし色調整、インクジェット用ラベルシール用紙に印刷してコンパスカッターで
切り抜いて貼っています。中心は穴が開いてしまうので余白のシール使って修正。
ちなみに忠実と劇中の下地島基地は若干形状が異なりますが未修正です。
ここまで一切触れてきませんでしたが、実はメインエンジン2基を電飾しています。
今回は1/144なのでいつもの5mmではなく3mmLEDを使用しました。
ただ電源が貧弱なこと、ノズルが奥まで深いこと、そしてアクリル棒をノズル穴に
突っ込んでいることが災いして、屋外撮影では一切写真に写らないという事態に…
なお、見えにくいですがノズルの内側はちゃんと黄色で塗り分けてあります。

屋内だと写真のようにちゃんと写るのですが、本来の目的である
「アフターバーナー全開で青空へ駆け上がるTSR.2MS」を達成することはできませんでした…
サイズ的に、上手く穴開けできれば5mmLEDを突っ込むことも不可能ではないのですが、
そうなると今度は電源が問題となってくるのでやはり1/144ではこれが限界かと思います。

なお、ロケットエンジンとRATOへの電飾は難易度高いので早々に諦めました。
今回、ブースター分離シーンで製作したのはメインエンジン2基しか電飾出来ず、
そうなるとシチュエーションが限られてくることがその理由の一つでもあります。
電池は爆弾倉(設定ではMS型には存在しない)に搭載しています。
爆弾倉のフタは四隅に取り付けたネオジム磁石と機内の磁石で取り外しが可能です。
フタにはミサイルが付くので、取り外しの際には持ち手として使えて便利です。

サイズの問題でいつものLR41ボタン電池は使用できないので、今回は釣り用の
電気ウキ等に使用されるピン型リチウム電池CR425(直径4mm)を使用しました。
このピン型電池、最初はこれ1本でLED2つ点灯できるか不安でしたが
実際使用してみると明るさには問題がない上にかなり電池の持ちが良く、
仮組みの段階から何回も使用している電池で未だに十分な光量が得られています。

欠点となるのはやはりその独特な形状で、今回はそのせいで写真のような
非常に説明しづらい妙な構造の電池スペースを製作することとなってしまいました。
この辺は[fg]の製作過程ページに載せますので、興味ある方はそちらをご覧下さい。
左:
アクリル棒をスポンジヤスリで擦り、表面を荒らしてすりガラス状にしておくと
LEDを点灯した時にこんな感じになってアフターバーナーっぽくなります。
アフターバーナーによく見られる縞模様や紫っぽい部分の表現は現在研究中…
ちなみに照明点けると殆ど視認できないレベルになってしまいます。

右:
昨年製作したTSR.2と一緒に。
この着陸シーンの製作にあたっては、もちろん実機動画で印象的だったというのが
最も大きな動機ではありましたが、TV版第3話「CODE:103 DECISION HEIGHT」の
緊急着陸シーンの影響が少なからずあったのも事実です。
【2012 8/25追記】

今回、第23回ピットロードコンテスト参加用にスタンドを作り直しました。
前のスタンド(ケース)はサイズ制限に引っ掛かる上にそもそも出来が微妙すぎたので…

台座はカワイの木製飾り台(品番P-6、長方形/150×100×15)を使用。
斜めに穴を開けてそこに支持用のアクリル棒を突っ込んでいます。
穴の角度や位置など、失敗しないか不安でしたが意外と綺麗に出来ました。

台座の塗装にはガイアノーツのサーフェイサーエヴォ(缶スプレー)ブラックを使用。
サーフェイサーを使ったのは、目止めが面倒だったので一気に厚塗りして
木目を埋めてしまおうという魂胆によるものです。
実際、何回か塗って表面均してまた塗って…を繰り返すことで木目を消すことができました。
本当はこの後普通の塗料で上塗りしようと考えていましたが、
ちょうどいい具合の艶消し黒に仕上がったのでそのままにしています。

ネームプレートは0.5mmの真鍮板を東急ハンズで切ってもらい、
表面を研磨した後に自作デカールを貼り付けてクリアーコートして研ぎ出しました。
何となく雰囲気は出たかなと思いますが如何でしょうか?

ネームプレートは蝶番を使って固定してあり、その下に掘ってある溝の中に
電飾用の電池(CR425)を収納できるようにしています。
いや、別に大した意味は無いんですが自己満足ということで…
■その他書ききれなかったことなど

・パネルラインは設定画やCGモデルの間でもだいぶ差があるようなのであまり神経質になる必要はない
・手描きの機体にはかなりの色指定ミスがあるので色の参考にするなら後期から登場したCGモデルを推奨
↑ただしDVDパッケージ等でも色ミスが割とあるので、ある程度は取捨選択していく必要あり
・胴体下の爆弾倉はMSには無く、代わりに緩やかに盛り上がったような形状となっている
・着陸脚はキット指示では白となっているが、劇中では少し緑がかったグレーとなっている
・脚収納庫のカバーの形状が若干実機と異なっている
・翼面のグレーの部分は塗り分けラインが黒線で描かれている場合と描かれていない場合がある
・↑OVA終盤になると主翼上面以外塗り分けすら確認できない機体もある
・↑ウォークウェイっぽいが裏面にもあるので真相は不明、補強や補修の跡?
・説明書の塗装ガイド、左側面のブースター部分で脚収納庫カバーがブースターの手前に来てしまっているミスがある
・劇中の描写から翼端にもRCSノズルが存在するが、どの辺にあるのか、どういう形状になっているのかは不明
・インテーク内部の色指定が黒になっており設定でも黒く描かれているが、多分影の表現だろうと思われるので今回は白で塗装
・インテークのショックコーン?が設定だとかなり大きく描かれているがエアインテーク塞いでしまうレベルの大きさなので無視
・本編で1014がはっきり確認できるのは恐らくTV版CODE:103とOVA版CODE:X-2のみ、他にあったら教えて下さい
・CODE:112とCODE:207より、右の翼端灯はよくあるブルーではなくグリーンであることがわかる
・ビーコンライトはCODE:112で胴体下にもあるように描かれているが、このシーン以外では確認できないので今回は省略
・↑のシーンでは垂直尾翼端にも赤いライトが描かれているが、これもこのシーン以外では確認できない
・CODE:101の垂直尾翼アップシーンだと、翼端にアンテナか航法灯っぽいバルジが縦に2つ並んでいる
・CODE:207より、訓練用ミサイルは帯がオレンジからブルーになる
・↑MiG-31MSの場合はオレンジの帯の前にブルーの帯が描かれる、ちなみにTSR.2MS用のミサイルとはサイズが違う別物
・終盤では右フラップ上面にモデックス3桁が描かれるようになった
・パイロットスーツの二の腕部分のリングは本庄・菊原・中村・土井・宮沢・池田がブルーになっている
・↑青木・立花・二宮がピンク、OVA版如月はリング自体無し。岩崎・藤谷・TV版如月はパイロットスーツそのものが違う
・↑CODE:205以降の池田・宮沢はパイロットスーツカラーが薄いグリーン、リングがイエローになっているがTSR.2MSには搭乗しない
・↑青木・立花・二宮は胸の下と背中のリボン?みたいな部分の色が赤からイエローオレンジになっている、その他は赤
・↑制服のネクタイの色と関係しているのかと思ったが後輩3人はグリーンなのでそういうわけでも無いらしい
・CODE:205より登場したシャークマウス付き機体の機番は1016と1017、1016が岩崎・藤谷、1017が恐らく山内・藤沢(声のみ)
・↑CODE:208では補助インテークのチューリップ模様だけ残して落とされたと見られる描写がある
・CODE:112で初登場、OVAでは多用されるようになったドロップタンクはRATOの前側(尖ったほう)を後ろにも付ければ作れる
・RATOのノズルが外側向いているのは推力線を機体の重心に通し、万が一片方止まっても機体が回転しないようにするため
・↑という設定がホビージャパンの特集に書いてあった
・アレスティングフックの取付部には原型機ではドラッグシュート用のレール?があるため削って自作のフックを取り付けた
・↑レール部分を白く塗るだけでも何となくアレスティングフックっぽく見えるかも知れない
・ロケットエンジン内部は設定でも小さな穴しかないので、本当はキットのまま奥に黒丸描くのが設定的には正解
・水平尾翼付け根の四角い出っ張りは原型機にも設定にも無いが、ここを削るとピンも削れてしまうのでそのまま
・機首下のブレードアンテナは設定では存在しないので切り飛ばしておく
・胴体上面などにある小さな出っ張り(エアスクープ?)は設定には無いが、これが無いとのっぺりしてしまうと思ったのでそのまま




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